日本語の動詞

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動詞の活用表

日本語の動詞はいくつかの形に変化します。これを「動詞の活用」と呼びます。
ここでは一般的な日本語で使われる活用を紹介します。

普通形 (Plain form - Root form, nai form, ta form, nakatta form)

Group 1 (most i-ending verbs, kai-masu, kaki-masu, nomi-masu)

Stem masu form Root form nai form ta form nakatta form
-い かいます かう かわない かった かわなかった
-き かきます かく かかない かいた かかなかった
いきます いく いかない いった* いかなかった
-ぎ ぬぎます ぬぐ ぬがない ぬいだ ぬがなかった
-し おします おす おさない おした おさなかった
-ち まちます まつ またない まった またなかった
-に しにます しぬ しなない しんだ しななかった
-び よびます よぶ よばない よんだ よばなかった
-み のみます のむ のまない のんだ のまなかった
-り のります のる のらない のった のらなかった
あります ある ない* あった なかった

* irregular

Group 2 (all e-ending verbs, tabe-masu, de-masu and some i-ending verbs, mi-masu)

Stem masu form Root form nai form ta form nakatta form
e-ending たべます たべる たべない たべた たべなかった
でます でる でない でた でなかった
i-ending みます みる みない みた みなかった
います いる いない いた いなかった

Group 3 (two irregular verbs, shimasu and kimasu)

Stem masu form Root form nai form ta form nakatta form
  します する しない した しなかった
きます くる こない きた こなかった

て形 (Te form)

「て形」は「た形」の「-た」を「-て」に換えることで作れます。

かった Migi かって
たべた Migi たべて

グループ1の活用はひらがなの50音表と関連しています。

nai form masu form Root Conditional
Potential
Imperative
Volitional
ない ます

あ(わ)
         
ない ます

         
ない ます

         
ない ます

         
ない ます

         
ない ます

は(ば) ひ(び) ふ(ぶ) へ(べ) ほ(ぼ)
         
ない ます

         
ない ます

ば形・可能形・命令形・意向形 (Conditional - Potential - Imperative - Volitional)

Group 1

Stem masu / Root form Conditional Potential Imperative Volitional
-い かいます/かう かえば かえる かえ かおう
-き かきます/かく かけば かける かけ かこう
-ぎ ぬぎます/ぬぐ ぬげば ぬげる ぬげ ぬごう
-し おします/おす おせば おせる おせ おそう
-ち まちます/まつ まてば まてる まて まとう
-に しにます/しぬ しねば しねる しね しのう
-び よびます/よぶ よべば よべる よべ よぼう
-み のみます/のむ のめば のめる のめ のもう
-り のります/のる のれば のれる のれ のろう

Group 2

e-ending たべます/たべる たべれば たべられる たべろ たべよう
でます/でる でれば でられる でろ でよう
i-ending みます/みる みれば みられる みろ みよう
います/いる いれば いられる いろ いよう

Group 3

  します/する すれば できる* しろ しよう
きます/くる くれば こられる こい こよう

* irregular

グループ2動詞の可能形はその動詞の受身形と同じです。

現代の日本語では、多くの人は「-られる」ではなく「-れる」と言います。

たべられる Migi たべれる
でられる Migi でれる
みられる Migi みれる

グループ2動詞の意向形は Stem に「よう」をつけて作ります。

たべます Migi たべよう
みます Migi みよう

各動詞の可能形はグループ2動詞として活用し、「ます形」と「普通形」を持ちます。

Potential masu Potential Root Potential nai Potential ta Potential nakatta
かえます かえる かえない かえた かえなかった
かけます かける かけない かけた かけなかった
ぬげます ぬげる ぬげない ぬげた ぬげなかった
おせます おせる おせない おせた おせなかった
まてます まてる まてない まてた まてなかった
しねます しねる しねない しねた しねなかった
よべます よべる よべない よべた よべなかった
のめます のめる のめない のめた のめなかった
のります のれる のれない のれた のれなかった
でられます でられる でられない でられた でられなかった
みられます みられる みられない みられた みられなかった
できます できる できない できた できなかった
こられます こられる こられない こられた こられなかった

ば形の否定形は「なければ」で「ない形」から作ります。

Affirmative Negative
かえば かわなければ
かけば かかなければ
ぬげば ぬがなければ
おせば おさなければ
まてば またなければ
しねば しななければ
よべば よばなければ
のめば のまなければ
のれば のらなければ
でれば でなければ
みれば みなければ
すれば しなければ
くれば こなければ

命令形の否定形は辞書形 (root form) に「」をつけて作ります。

Affirmative Negative
かえ かうな
かけ かくな
ぬげ ぬぐな
おせ おすな
まて まつな
しね しぬな
よべ よぶな
のめ のむな
のれ のるな
でろ でるな
みろ みるな
しろ するな
こい くるな

受身形 (Passive form)

各動詞の受身形はグループ2動詞として活用し、「ます形」と「普通形」を持ちます。

Group 1

Stem masu / Root Passive masu Passive Root
-い かいます/かう かわれます かわれる
-き かきます/かく かかれます かかれる
-ぎ ぬぎます/ぬぐ ぬがれます ぬがれる
-し おします/おす おされます おされる
-ち まちます/まつ またれます またれる
-に しにます/しぬ しなれます しなれる
-び よびます/よぶ よばれます よばれる
-み のみます/のむ のまれます のまれる
-り のります/のる のられます のられる

Group 2

e-ending でます/でる でられます でられる
i-ending みます/みる みられます みられる

Group 3

  します/する されます される
きます/くる こられます こられる

使役形と使役受身 (Causative form & Causative Passive form)

各動詞の使役形はグループ2動詞として活用し、「ます形」と「普通形」を持ちます。

各動詞の使役形を「使役動詞」と呼び、これの受身を「使役受身」と言います。
グループ1動詞の使役受身には Long form と Short form の2つの形があります。
*「はなします/はなす」のように「-し/-す」の動詞は Long form だけです。

Group 1

masu / Root Causative masu Causative Root Causative Passive Long Causative Passive Short
かいます/かう かわせます かわせる かわせられる かわされる
かきます/かく かかせます かかせる かかせられる かかされる
ぬぎます/ぬぐ ぬがせます ぬがせる ぬがせられる ぬがされる
おします/おす おさせます おさせる おさせられる
まちます/まつ またせます またせる またせられる またされる
しにます/しぬ しなせます しなせる しなせられる しなされる
よびます/よぶ よばせます よばせる よばせられる よばされる
のみます/のむ のませます のませる のませられる のまされる
のります/のる のらせます のらせる のらせられる のらされる

Group 2

でます/でる でさせます でさせる でさせられる
みます/みる みさせます みさせる みさせられる

Group 3

します/する させます させる させられる
きます/くる こさせます こさせる こさせられる

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